≪高齢者&障害者の在宅でのパソコン支援活動≫
2009_No2
パソコンが普及して、現在では自宅でパソコンを使用する高齢者や障害者が増えています。
パソコンが順調な時は快適に動き、生活を便利にしてくれますが、一旦不具合が発生すると“大変”
今迄、快適に使えていただけに困ってしまうのが現状です・・・
高齢者や障害者の方は、身近に相談する人も少なく、電話をかけても専門用語の羅列で訳が分かりません。
ノートパソコンの場合に持って出かけようとしても足腰の悪い方にはちょっと大変・・・
またプリンタ等の周辺機器が接続されているとケーブルを外してしまうと大丈夫・・・と不安に思う高齢者も多いようです。
そんな問題に対して、高齢者や障害者の自宅を訪問してパソコン支援する在宅支援活動を現在行っています。
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【平成21年11月26日(木)と27日(金)の2回訪問】
氏名:Tさん(男性)
年齢:85歳(大正13年生)
住所:名古屋市瑞穂区在住で一人暮らし
若いころ満州(現在の中国東北部)へ単身渡り、関東軍【日本の軍隊】に入営。
終戦直前、旧ソ連の参戦で敵の戦車目がけて飛び込む寸前で命令が解除され事なきを得る。その後シベリアに3年間抑留された。貴重な歴史の生き証人。
現在も頭脳が柔らかく、パソコンもお手の物で器用に使いこなしてみえる。
≪依頼内容≫
①インターネット環境は光ファイバーのブロードバンド接続、家庭内では無線LANを構築している。
今迄、快調に家庭内の無線LANでインターネットを楽しんでいたが、突如無線LANが繋がらなくなってしまった。
②年賀状の作成。
今年は年賀状作成ソフトを変更したので、以前使っていた年賀状で作った住所録の移行及びソフトの使い方。
③各種データをCD-Rに書き込みたい。
④CD-Rに書き込んだ内容の目次を作りたい。
≪対処方法≫
①アクセスポイントの設定を確認したら、SSIDやデータの暗号化のWPAの設定も生きており、子機からは他の無線も認識できた。
親機の無線のみ受信できない状態でした。
セキュリティ対策ソフトのファイヤーウィオールを解除したり、親機と子機を近づけたりしたが解消されず。
何らかの原因で親機のアクセスポイントの設定が解除されてしまったのではないかと思われます。
一度メーカーのサポートを受けた方がいいと判断しました。
②変更後の年賀状作成ソフトの「他の住所録の読込」機能を使用して、以前作った住所録を使えるようにした。
変更後の年賀状ソフトの使い方の説明を行った。
③Windowsのライティング機能を使用して、CD-Rにデータを書き込んだ。
※CD-RやCD-R/W・DVD-RやDVD-R/Wには「+」「-」があり又DVD-RAMがあります。この頃ではブルーレイ・ディスクが登場して25~50GBまで書き込めます。
書き込むソフトには、「ライティングソフト」と「オーサリングソフト」又ライティングソフの一種に「パケットライトソフト」もあります。
用途によって使い分けます。
④エクスプローラー上のフォルダーの中の項目を印刷したいので、パソコンのプリントスクリーン機能を使い、コピーしワードへ貼り付けして印刷した。
今回の在宅支援活動のページです。
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http://www.shuyo.net/zaitaku_sien/H21117.html
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