6月20日(金)
作業所ドリーム127回目のパソコンボランティアを行いました。
(ドリームは、JR鶴舞駅近くにある脳卒中障害者の社会復帰を目指した作業所です。)
【今回のドリームのパソコン教室の内容】
6月13日(金)はドリームの9周年記念日でお休みとなりました。
今日から障がい者のパソコン教室は、再開しました・・・
“はがきサイズの卓上カレンダーを作りましょう”を行っています。
●Windowsのアクセシビリティ講座
●障害があってもパソコンは快適に使えます
●誰でも歳をとると目が見え難くなります・・・そんな時に活躍“虫眼鏡(拡大鏡)”機能
●はがきサイズの卓上カレンダーを作ろうの復習
●各自で作品を作成
○初心者の方には、個別指導
●文字入力に挑戦
●片手でもキーの入力はできます
●チラシの文字を入力しよう
等を学習しました。
(1)今回は、今迄の復習として皆さん個々にカレンダー作りをしてもらいました。
最初から自分自身でやろうとすると、“あら大変・・・何から行えばいいの~”と固まってしまう方が多かったです。
しかし、少しのヒントで“思い出した~”とそこからは順調にこなされました。
パソコン操作は、頭ではなく体で覚えているのでね・・・
障がい者のリハビリには最適です。
(2)Windowsのアクセシビリティ講座・障害があってもパソコンは快適に使えます
誰でも歳をとると目が見え難くなります・・・そんな時に活躍“虫眼鏡(拡大鏡)”機能
Windows XPは、「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ユーザー補助」→「拡大鏡」
Windows Vistaは、「スタート」→「コントロールパネル」→「コンピュータの簡単操作センター」→「共通ツールのクイックアクセス」→「拡大鏡」
Vistaの場合は、最大で16倍まで拡大できます。画面も固定でき、拡大する対象をマウスポインタ部分にも指定でき、とても見やすいです。
“和気藹藹”
受講風景 |
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(3)脳卒中の後遺症で、半身不随となりキーを叩くときも不随意運動で目的のキーがなかなか押せません。
指を使い、ダメージを受けた脳に刺激を与えるパソコン操作は、リハビリと思ってやって頂くのが良いかと思います・・・
根気よく、焦らずにを心掛けて下さい・・・
皆さん“和気藹藹”楽しくパソコン操作を行っていました。
◎受講者・・・
★Tさん 64歳 女性 中村区在住
9年半前に脳内出血で倒れる。
右半身麻痺、現在リハビリセンター(八田)でリハビリ中。
身体障害者手帳3級
パソコンは、自宅に家族のノートパソコンがあるが、
まったく触ったことがなく初心者。
キーボードは、左手のみ使用。
家から出て人と出会い話すことがリハビリと思い参加されたとか・・・
★Fさん 66歳 女性 中川区在住
3年半前に車を運転中倒れ、救急車で運ばれる。
とっさに車を止めたのが良かったそうです・・・
右半身麻痺、杖歩行。
身体障害者手帳3級
パソコンは、1年前に購入、
文書を作りたくタイピングを早くしたい・・・
平成18年7月7日から参加
★Nさん 64歳 女性 北区在住
10年前に脳出血で倒れる。
夕方外出先で倒れ、病院へ運ばれる。
右半身麻痺、右手はまったく動かず左手に利き腕変換した。
文字は左手で上手く書かれる。
失語症・言語障害が残る、以前はもっとひどく、リハビリでここまで快復されたそうです。
歩行は、杖を突きゆっくりと歩く。
パソコンは、昨年息子さんからプレゼントされ、何とか使いこなしたいという目標があるそうです。
文字入力は、かな入力。
身体障害者手帳2種2級。
★Hさん 64歳 男性 愛知県北名古屋市在住
10年前の初夏、大工だったHさんは、2階建て新築住宅の建築現場の屋根から落下しました。
頭部を激しく打ったせいか、中脳を切除してしまったそうです。
後遺症として、頭部外傷による体幹機能障害と歩行障害・言語障害があります。
身体障害者手帳の等級は、1種3級。
パソコンは、平成19年11月に購入したので何とかものにしたい・・・
と病院の紹介で、作業所ドリームに来所されました。
平成20年1月11日から参加
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ドリームのパソコン教室会場は、〒460-0012
名古屋市中区千代田5丁目11-33 クマザキビル6A
TEL&FAX:052-262-0358
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次回の講習会は、6月27日(金)午前10時から行います。
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