8月31日(金)
作業所ドリーム94回目のパソコンボランティアを行いました。
(ドリームは、名古屋駅近くにある脳卒中障害者の社会復帰を目指した作業所です。)
★「Word すぐに役立つ文例集」
この文例集を入力してもらい(入力の練習)と(文例を覚える)訓練をしています。
今回は、秋のブライダルシーズンが近づいてきましたので“結婚式のお知らせ”を作成しました。
【脳卒中とは?どのような病気か、ご存知でしょうか】
脳内の動脈のどこかが破れる(頭蓋内出血)、詰まる(脳梗塞)などして、血液が流れなくなり、脳が傷害され、手足のまひや感覚障害、言語障害、失語症、意識障害や呼吸困難などの症状があらわれてくる、その状態のこと。主に、高血圧、心臓病、糖尿病、高脂血症、多血症、脳動脈瘤などが基盤となり、おこってくる。<医学事典より>
受講者の皆さんも、脳卒中の後遺症があります。
身体機能は、半身不随です。
パソコン操作も麻痺の残る方の手は、動きません。
また、頭にダメージを受けている場合は、言葉を作ったり、話したりすることも機能不全に陥っていることがあります。
そんな障害を抱えながらも、パソコンを覚えたいという意気込みや熱意には、感心させられます。
障害を負いながらも、自分自身を諦めず、自分を可愛がり、たえず自分自身に投資をしています・・・
Tさんは、日中自宅で倒れたそうです、そこからは意識がなく、夜ご主人が帰宅し発見、救急車で運ばれました。
数日後意識が戻り、気がついたら病院のベッドの上だったそうです。
麻痺した手足が、動かず自分のものでは無い気がしたそうです。
障害者になったTさんは、自分一人の問題ではなくなりました。
娘さんも会社を辞め、Tさんの介護に専念しました。
このような状況ですから、人生を大切にしなければ、時間を大切にしなければ、人を大切にしなければ・・・
という優しさ、強さが生まれてきたのではないかと思います。
◎本日の受講者・・・
★Fさん 65歳代 女性 中川区在住
2年半前に車を運転中倒れ、救急車で運ばれる。
とっさに車を止めたのが良かったそうです・・・
右半身麻痺、杖歩行。
身体障害者手帳3級
パソコンは、1年前に購入、
文書を作りたくタイピングを早くしたい・・・
平成18年7月7日から参加
★Tさん 63歳 女性 中村区在住
8年半前に脳内出血で倒れる。
右半身麻痺、現在リハビリセンター(八田)でリハビリ中。
身体障害者手帳3級
パソコンは、自宅に家族のノートパソコンがあるが、
まったく触ったことがなく初心者。
キーボードは、左手のみ使用。
家から出て人と出会い話すことがリハビリと思い参加されたとか・・・
次回は、平成19年9月7日(金)午前10時から行います。
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