平成19年度・独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
「パソコンによるニートと高齢者の交流事業」
“障害者・高齢者・ニートが織りなす、コラボレーション事業”
この助成事業は、現在社会問題化しているニート(若年無業者)の若者と情報弱者になっている高齢者に対してITを活用して交流してもらい、ニートの若者には働く意義と意欲を、高齢者には介護予防と情報格差解消を目的にした事業です。
事業内容は、ニートとジョブコーチ(ニートのサポーター)が、ディサービスセンターで高齢者にパソコンのセミナーを開催します。
そのセミナーで興味の湧いた高齢者に、ニートとジョブコーチが協力して高齢者に個人指導をしていくものです。
ニートには、引きこもり支援を行っている「特定非営利活動法人名古屋オレンジの会」の“引きこもりの若者”が参加します。
ジョブコーチには、高齢者支援を行っている当会「シュヨーネット」の“元気な高齢者”のメンバーと、脳卒中後遺症者の支援を行っている「特定非営利活動法人ドリーム」の“脳卒中の障害者”が参加します。
ディサービスセンターの利用者は、認知症などの病気や障害からくる“介護保険適用の高齢者”が受講します。
この“引きこもりの若者”・“元気な高齢者”・“脳卒中の障害者”・“介護保険適用の高齢者”が織りなす、コラボレーション事業です。
ニートの若者も、日常生活ではジョブコーチの指導を受けるかもしれませんが、パソコン関係では、今度はジョブコーチを指導するかもしれません。
そのことにより、自信を付けてもらえると思います。
このような上記の4者の人々と色々と語り合うことにより、人生を見つめ直す、何かの切っ掛けを見付けてもらい、ニート脱却の糧としてもらいたいと思います。
また、“元気な高齢者”には、ニートとは何?、脳卒中とは何?を理解してもらい、人生の大先輩としてニートの若者のアドバイザー役になってもらいたいと思います。
“脳卒中の障害者”は、ご自身の普段の障害の姿を見せるだけで、ニートの若者がどう思うか?
色々な苦労話をニートに語ってもらいたいと思います。
“介護保険適用の高齢者”には、パソコンとは何?ITとは何?という情報弱者になってしまっているため、情報格差解消(デジタルデバイド)に活用してもらうことと、悩んでいる引きこもりの若者に人生の大先輩として色々と昔のお話をしてもらいたいと思います。
今回の事業は、パソコンを一つの媒体として色々なお話をして語り合ってもらう・・・
その話の中から、お互いに何かをが見つけ出してもらう・・・
がテーマです。
ディサービスセンターの会場は、下記の3会場で開催します。
●社会福祉法人愛知育児院 ケアハウス南山の郷(名古屋市昭和区南山町5)
●社会福祉法人なごや福祉施設協会 ケアハウス福原(名古屋市昭和区福原町1-40)
●社会福祉法人名古屋市昭和区社会福祉協議会 昭和区ディサービスセンター(名古屋市昭和区御器所3-18-1)
メンバーも揃い5月12日(土)より事業を開始致します。
★5月12日(土)19日(土)26日(土)の勉強会会場は、
黒川福祉中国語センター
名古屋市北区八代町2-24
午後1時半~午後4時半まで行います。
6月のパソコン講習会会場は、「社会福祉法人愛知育児院 ケアハウス南山の郷(名古屋市昭和区南山町5)」で開催します。
★6月9日(土)23日(土)午後2時~午後4時
※事業計画に基づき、来年3月末まで助成事業は続きます・・・
主催:シュヨーネット 代表 河島正幸
TEL:090-4403-3298
FAX:052-833-7721
協力:引きこもりやニート支援のNPO 特定非営利活動法人名古屋オレンジの会
協力:脳卒中後遺症者の支援のNPO 特定非営利活動法人ドリーム
独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
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