ボランティア情報紙に掲載されています
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『青空は本当に綺麗だった』
フリーランスとしてパソコン教室を起業して16年、曲り形にも何とか事業を行ってきました。しかし今年に入り新型コロナウイルスの猛威は、容赦なく押し寄せ遂に5月の売上は前年同月対比の5割以下になり、会計ソフトは非常点滅アラートを発していました。教室は会場閉鎖で身動きが取れず、毎日毎日機械の点検と掃除ばかりをして暮らしました。児童ディサービスの訪問事業は、当初は閉鎖でしたがようやく開講でき行き始めました。そんなある日、訪問直前に施設から電話がありました「利用児の通っている養護学校で新型コロナ発生!濃厚接触児の可能性がある・・・マッサージの先生は止めにしましたが、パソコンの先生はどうされますか?」とのお尋ねだった。一瞬頭はパニック!“どうしよう”遂に差し迫る新型コロナの脅威をひしひしと身近に感じました。愛くるしい子供達の顔が浮かび、二つ返事で“行きます”と返事をしてしまったが、行く道中も不安に押し潰されそうだった。下ばかり向く日々が続いたが、施設から「検査の結果、濃厚接触児ではなく陰性」との通知に安堵して、久し振りに空を見上げたら、“何と綺麗な青空なのか!”ここ数ヶ月 空もしっかりと見ていなかった、突き抜けるような青空にゆっくりと動く雲、本当に本当に綺麗・・・
来年こそ見ておれ新型コロナウイルス、倍返しに打ちのめしてやる!!
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