“SHUYO.NETのパソコン用語辞典2010_No13”
【IPv6 (Internet Protocol Version 6)】
TCP/IPはインターネットで非常に普及してきたプロトコルである
が、ホストアドレスを表わすためのフィールドが32bitしかない
ため、もうしばらくするとアドレス空間が枯渇してしまう見込み
となっている。そこで、アドレス空間の拡大を図り、さらに従来
のTCP/IPの問題箇所を修正したり、欠けていた機能を追加して、
新しいプロトコル体系ができつつある。
それがIP Version 6(IPv6)である。Ipng(IP
next generation)
とも呼ばれている。
IPv6では、各ノードは128bitのアドレスフィールドを持ち、しか
も、このアドレスの中にネットワークカードの物理アドレス
(MACアドレス)やルーティング情報なども含める考えがある。
セキュリティ機能(暗号化や認証など)やサービスに応じた確実な
通信の保証(優先度を付けたデータの配信)などの機能を持たせ
たり、従来のTCP/IPプロトコルとの相互接続性も確保したりしよ
うとしている。
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