平成19年度独立行政法人福祉医療機構 「長寿・子育て・障害者基金」助成事業 “パソコンによるニートと高齢者の交流事業”

◎この助成事業は、現在社会問題化しているニート(若年無業者)の若者と情報弱者になっている高齢者に対してITを活用して交流してもらい、ニートの若者には働く意義と意欲を、高齢者には介護予防と情報格差解消を目的にした事業です。
◎事業内容は、ニートとジョブコーチ(ニートのサポーター)が、ディサービスセンターで高齢者にパソコンのセミナーを開催します。そのセミナーで興味の湧いた高齢者に、ニートとジョブコーチが協力して高齢者に個人(グループ)指導をしていくものです。

・・・ケアハウス南山の郷 パソコンセミナー5回目(グループ指導の3回目)を行いました・・・
ニート(引きこもり)の若者とジョブコーチ(補助者)が協力して、高齢者にパソコン指導をしました。


セミナー会場:社会福祉法人愛知育児院 ケアハウス南山の郷(名古屋市昭和区南山町5
日時:平成19年84日(土)午後2時~午後4
受講者:同施設の入居者6名 (男性1名 女性5名)
年齢: 70歳代2名 80歳代4名 

未知への挑戦!
今回は、文字入力に挑戦しました。
“お友達やお孫さんにお手紙を書こう・・・”合言葉に受講者の高齢者の方々は、熱心に学ばれていました。
ニートとジョブコーチも協力し合い、どのようにしたら分かり易く説明ができるか!考えながらの熱のこもったセミナーになりました。
高齢者にパソコン指導風景
高齢者にパソコン指導風景 高齢者にパソコン指導風景 高齢者にパソコン指導風景
高齢者にパソコン指導風景

【受講者の感想】
今日は、色々と教わり大変でした、でも楽しく過ごしました。
有難うございました。
 80歳代女性
大変面白かったので、次も宜しくお願いします。 70歳代女性
とても楽しいです。 80歳代女性 勉強になりました。 70歳代男性
【ニートの感想】
受講者の方々を見ていると個人差もかなりあります。私の担当した受講者は、ゆっくりでも両手を使ってタイピングすることができたことは驚きだった。皆さん毎回熱心にパソコンを操作するのを見て、学習意欲に感心します。これから暑さもピークになります。指導メンバーが、お互いに体調に気を付けながらやり遂げるようにしたいですね。頑張ってやりましょう! 50歳代男性 マウス操作に関しては、慣れてこられたようで、クリックとドラッグの使い分けるのは苦労されつつも、1回目の講習会と比較すると、かなりの上達ぶりでした。キーボードも想像していたよりもスムーズにこなしていらっしゃたし、時々メモを取ろうとしたり、意欲、向上心を強く感じました。今回は、自分の体調があまり良くなかったこともあり、やはりいまいち生彩を欠いてしまい、受講者の方には申し訳なく思います。自分のモチベーションが高いだけに、体が付いてこないのは残念です。 30歳代男性
【ジョブコーチの感想】
今回は83歳の方の担当となった。始めは、なかなか分からなかったようだが、時間が経つ程に徐々に分かり始めたのか、後半以降は分かってきたようで、全体的にまあ良かったと思います。 50歳代男性 受講者の数、メンバーも少しずつ固定化してきて、今回からいよいよ文字入力の段階になりました。メンバー間の能力格差も顕著になってくると思いますが、余り画一化せず、その人の能力、興味に合わせたセミナーにできると良いと思います。 50歳代男性

・・・次回いよいよ“最終回”は、8月18日(土)午後2時より同施設で助成事業のセミナーを開催します・・・

・・・第2期は、9月~11月 社会福祉法人なごや福祉施設協会 ケアハウス福原 (名古屋市昭和区福原町1-40)で開催します・・・

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