平成19年度独立行政法人福祉医療機構 「長寿・子育て・障害者基金」助成事業 “パソコンによるニートと高齢者の交流事業”

◎この助成事業は、現在社会問題化しているニート(若年無業者)の若者と情報弱者になっている高齢者に対してITを活用して交流してもらい、ニートの若者には働く意義と意欲を、高齢者には介護予防と情報格差解消を目的にした事業です。
◎事業内容は、ニートとジョブコーチ(ニートのサポーター)が、ディサービスセンターで高齢者にパソコンのセミナーを開催します。そのセミナーで興味の湧いた高齢者に、ニートとジョブコーチが協力して高齢者に個人(グループ)指導をしていくものです。

・・・ケアハウス南山の郷 パソコンセミナー4回目(グループ指導の2回目)を行いました・・・
ニート(引きこもり)の若者とジョブコーチ(補助者)が協力して、高齢者にパソコン指導をしました。


セミナー会場:社会福祉法人愛知育児院 ケアハウス南山の郷(名古屋市昭和区南山町5
日時:平成19年721日(土)午後2時~午後4
受講者:同施設の入居者6名 (男性1名 女性5名)
年齢: 70歳代2名 80歳代4名 

奮闘中
高齢者にパソコン指導風景 高齢者にパソコン指導風景
高齢者にパソコン指導風景 高齢者にパソコン指導風景
高齢者にパソコン指導風景 高齢者にパソコン指導風景
高齢者にパソコン指導風景 高齢者にパソコン指導風景

【ケアハウス南山の郷】
母体の社会福祉法人愛知育児院は、創立120周年を迎え、爾来、奉仕精神の伝統を受け継ぎ、「児童養護施設」「保育所」「特別養護老人ホーム」「ケアハウス」を擁する総合福祉施設です。
愛知育児院の施設概観 愛知育児院の案内図
http://www.nanzan-v.com/index.htm

【受講者の感想】
有難うございました。大変よく分かりました、楽しんで次の日を待っています。 80歳代女性 有難うございました! 70歳代女性
力を入れて、楽しませて頂きました。 80歳代女性 有難うございました。 70歳代男性
【ニートの感想】
パソコンを使って頂く上で、マウス操作は避けては通れないものです。しかし思うようにマウスポインタが移動できないのが一番のネックですね。マウスの持ち方・動かし方・ボタンの押すタイミングなど、どうしても力が入ってしまい、上手くできないのは仕方がないのでしょうか・・・50歳代男性 今回は、高齢者の方お二人に付きましたが、双方と上手くコミュニケーションしようとして、結局、どちらも中途半端になってしまった気がします。その為か、前回までと違い、講習会終了時に疲れがありました。 30歳代男性
【ジョブコーチの感想】
高齢者の生活に関する面などを話し合ったり、他の曜日にやっていることを聞いたりした。また、ブロック崩しゲームでは、何回もやって、少しづつ慣れてきた様子が分かりました。本当は、もっとやりたい様子でした・・・ 50歳代男性 間接リウマチの高齢者の方は、マウス操作でかなりのハンディがあるようでした。できるだけご自身で操作するように促してみたのですが・・・ただ頭の中での理解は、少しづつでも慣れていくことは可能だと思います。「マウス操作をすると腕が疲れる・・・」というようなことを訴えていましたが、これは座る位置、姿勢、そして机の高さがその人にフィットしていない事も関係しているようです。 50歳代男性
・・・中間連絡報告会・・・
(期の途中でニートとジョブコーチが集まり、各種情報の共有化や問題点を話し合います)
7月28日(土)午後1時半~名古屋市北区内の会議室で開催します。

・・・次回は、8月4日(土)午後2時より同施設で助成事業のセミナーを開催します・・・

・・・第2期は、9月~11月 社会福祉法人なごや福祉施設協会 ケアハウス福原 (名古屋市昭和区福原町1-40)で開催します・・・

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