第3回入院・手術


 

 しばらくは調子が良かったのですが、平成8年 再び 右太もも辺りに激しい痛みを覚え、先生に相談したら「また暴 れだしましたか・・・」と言われ、再び手術の承諾をし、夏ごろ入 院 3回目の手術を受けました、今回は右大腿骨・右頚骨を前 回と同じ方法で手術してもらいました。

下肢装具・中央より

 今回の手術からか、麻酔が効きづらくなったようで、手術台の 上でエビのような体勢になり背骨を突き出しそこへ太い針を入 れるのだが、なかなか効かないので、何度も入れたり抜いたり でもう気絶するぐらいの激痛で、冷汗で体がぐったり、手足を抑 え付けられ身動きもできず、ただただ早く過ぎ去るのを待つのみ 手術後 ぐったりして再び病室へ、夏なのに寒さでガタガタ震え 看護婦さんが電機毛布を持ってきてくれました。

 手術後一週間程は、頭がくらくら回り嘔吐を繰り返し、貧血にな り遂に輸血をする事になりました。 輸血は点滴を打つような感じで、冷凍の輸血袋から機械で温め ながら徐々に体に入ってきます、他人の方の温かい善意の血液 を頂いたわけです。

 その年の初冬に重い足取りで職場復帰しました。

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masayuki kawashima 2003